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未消化の感情が残っていると

たとえば、こんなことありませんか?

すごく気持ちが高ぶってしまって、言いたいことはあるんだけど適切な言葉が見つからない、とか。

ものすごく感動して、涙も溢れてくるけれど、じゃあその気持ちを人に伝えようとしてもうまく言葉にできなかったり。

緊張しすぎて思考がストップ、でもう真っ白、とかとか。

急にものすっごく!頭に来てしまって、体は震えてくるし、なのに怒りの言葉さえ出てこない、なんて状態。

これらは急に強い感情で自分自身がいっぱいになってしまって、それ以外の脳の働きがストップしている状態です。だから言葉が上手く出てこなかったり、思考がストップしてしまったり、体が動かないということも起きてきます。

ところで、今まで何人かの方から「しゃべり出すとなぜか涙が出てくる」といったお話を聞くことがありました。実際、特に悲しいわけでもないのにセッション中に自分のことを話し出すといつも涙ぐむ人もいて、かく言う私も実はそう言うときがありました。

振り返ってみると、自分の中で解消し切れていない感情がたまっていたんだろうと思います。フラワーエッセンスを使っていく中で、そうした自分の中で澱のようにたまっていた感情が解消されてきたのか、いつの間にかそうした状態にはならなくなりました。

そうした未消化の感情が残っていると、その上に日々の中で感じる感情がのっかっていきますので、人によってはちょっとしたことでキレたり、思考停止になったりします。

「なんであんなことで・・・」と周囲が首を傾げるような状況の時には、本人が意識していない部分で感情がたまっていると言えます。

反対にそうしたたまっていた感情が消化できれば、感情的に安定した状態へとなっていきます。

感情の消化については様々な手法がありますが、感情に働きかけるフラワーエッセンスもまた感情の消化には役だってくれます。

解消したい感情(怒りなのか、悲しみなのか、嫉妬心なのか、等々)やそうした感情を持つにいたった背景というのは人それぞれですので、その状況にマッチしたフラワーエッセンスを選んでいくことが大切です。セルフセラピーとしてフラワーエッセンスを使っていくのであれば、何よりも自分自身を深く知っていくことが大切です。そうした意味で内省を促す日記を書くなどは、セルフセラピーを深めていく助けになるでしょう。

とは言え、自分のことは意外と分からなかったりしますので、そうしたときにはプラクティショナーの手を借りることも有効です。気づきを促しながら進めていくことで、ご自身で選ぶよりも一歩深い段階に働きかけるフラワーエッセンスが選ばれるんじゃないかと思います。

同時に、プラクティショナーとのセッションもその質を決めるのはやはりクライアントとの共同作業がどれだけできたか、によってきます。なので、お互いにどれだけ心を開いてハートの部分で交流できるか、これがとても大切だと私は思っています。

そのためにもハートをいかに開いていけるか、それがまずプラクティショナーがセッションで行う最初の仕事になるのかもしれませんね。





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by sweetflowers | 2015-10-02 01:59 | 心のはなし
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