青の時代

帰り道でふと目に入った東京タワー。今日は上半分を青いライトで照らされて、下は赤、上は青、と丁度真ん中で2色に分けられていた。そんな珍しい彩りの東京タワーを見ながら、今朝考えていたことを改めて思い返した。

色彩自由自在と言う本の中で「青は抑制的な表現の色」であると同時に「自立のシンボル」でもあると表現されていたけれど、子供時代の私が自分のベースになる色として感じていたのは「青色」だった。 今思うと、好んで青を身につけていた頃は、心理的にも家族と一定の距離を保っていたように思える。それは「長女」という役割を受け入れると同時に、「これ以上は受け入れたくない」という自分なりの境界線を保とうとしていたのだということに、今になって気が付いた。

自由に自分のペースで生きていきたいと願ったあの気持ちが、水色でもなくロイヤルブルーでもなく、紺色でもなく、正に「青」というあの色に表れていたのだろうなぁ、と懐かしく思ったりしたのだった。

さて、東京タワーの話。下が赤、上が青、という色合いが面白いなぁ、と思った。みなぎる赤のエネルギーはそのままではやっかいだったりする。でもそのエネルギーを青のもつ抑制で上手に表に発散させる。そのことで赤のエネルギーは自分の味方になる。反対に抑制の青だけでは何も表現できない。みなぎる赤のエネルギーがあって初めて抑制だけではなく、生き生きと自立した表現が可能になるのだろうと思う。

その2色が合わさって出来上がるのが、人間が視覚で捉えられる一番短い波長を持つ「紫」であるのは、偶然なんだろうか?

そんなことを思ったりした。
[PR]
by sweetflowers | 2005-12-01 23:48 | 日々のあれこれ | Trackback | Comments(0)
トラックバックURL : http://sflowers.exblog.jp/tb/2296428
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。
<< 手段の先にあるもの 後悔の理由 >>