久し振りの写真

今日は日帰りで名古屋に出張でした。帰りの新幹線の中で、本当に久し振りに数年前に亡くなった同期の顔が浮かんできました。「一体何の写真で見た顔だっけ?」と暫らく考えているうちに、「ああ、あの写真だ」と思い出しました。

彼は同期の中でも大人しく真面目で、彼がある日急に会社を辞めることを知った時には、同期みんなが驚くような、そんな目立たないようなタイプの人でした。その彼が辞めて1年も経たないうちに、趣味の山歩きで出かけた山で台風にあい、命を落としたのでした。同期を代表して有志数人で訪れた彼の部屋には、彼の遺影とお骨が置いてありました。写真の彼は見慣れたグレーのスーツを着て、ネクタイの結び目がちょっと曲がっていて、「そう言えばあいつ、いつもネクタイ曲がってたよなぁ」と当たり前だった筈の光景を誰かが呟いた時、本当にいなくなった事を初めて認識したような気がします。

新幹線の中で思い出したのは、その遺影に映った彼の姿でした。

亡くなる数ヶ月前に同期で開いた彼の送別会。彼の前に転職をしていた別の同期と共に、嬉しそうに話していた姿が思い出されました。彼なりに自分の人生で何かを成し遂げようとしていたのだろうなぁ。

本当にあまりにもリアルに写真を思い出した今日。今この時期に一体彼は何を伝えようとしてくれたのだろうか?と、そんなことを考えているうちに、夜の東京駅に新幹線が辿り着き、考えは一度中断。明日、仲の良い子に「久し振りに思い出したよ」って話してみようかなぁ?
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by sweetflowers | 2006-02-14 23:48 | 日々のあれこれ | Trackback | Comments(0)
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