おこりんぼうの涙

あずまさんがご自身のブログの中で「花のいのちのいっさい」という鈴木大拙の言葉を書いていらっしゃいます。読んだ時には「うーん」とうなってしまいましたが、それ以来私の中で気になり続けている言葉となっています。
先日のイベントであずまさんにお会いした際に、「インパチェンスの茎は柔らかく、中は水っぽい」のだと言うことを教えて下さいました。その時は「そうなの?知らなかった!」なんて答えただけでしたが、今日ふとそのことが頭をよぎったのでした。

インパチェンスはホウセンカの花のことで、この花のエッセンスはイライラや緊張の為のエッセンスと言われています。その種がはじける様は正に緊張が頂点に達して爆発するようでもあり、想像しただけで体に緊張が走るようです。
実を言うとこのインパチェンスのエッセンスは、私のタイプレメディのひとつだと認識しています。インパチェンスのエッセンスを発見したバッチ博士は、インパチェンスのエッセンスが必要な人のことを「干渉されずに、すばやく一人で働くことを好む」と述べていますが、私自身正にその通りで、自分のペースで物事が進んでいかないと苛立ってくるタイプでもあります。(なんて気の短い)

まっすぐに、ただまっすぐに上へと伸びるその茎は、ただひたすら前へと進もうとするがむしゃらさを感じます。その実、茎は細く柔らかく、その過程で得たものの脆さを表しているようだと思った瞬間、思わず涙がこぼれたのでした。

前へ前へと闇雲に進んでいこうとする心の底には、立ち止まってしまう怖さが隠れています。立ち止まることで、自分の中が実は空っぽなのだと言うことを見せ付けられてしまう。そのことを恐れているのだろうと思います。そんな脆さや痛みや悲しみが、インパチェンスの茎の水っぽさに現れているように思え、またそれが自分の姿と重なるようで、この花の孤独さを知ったように思えたのでした。

「まるで涙のようだわ」

そう思ったとき、またしても涙がこぼれてきてしまったのは、思い入れが強すぎたのかもしれません。
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by sweetflowers | 2005-05-09 20:33 | フラワーエッセンス | Trackback(1) | Comments(0)
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Tracked from 植物と歩む道 at 2005-05-10 18:34
タイトル : ツリフネソウの「いのち」
ikuko さんが、インパチエンスの茎の話から、その「いのち」に触れた体験談を blog に綴っていらっしゃいます。「花のいのち」は、人の魂を揺さぶるものと、あらためて教えられた思いがします。そこで、私も同じテーマについて、blog に書いてみたいと思います。     ... more
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