聖なるハーブ

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<テラフローラのセミナールーム>






インテンシィブセミナーから戻ってあっという間に一月経ってしまいました。セミナー後の自由選択課題として植物観察のレポート提出があります。自由と言ってもFES認定プラクティショナープログラムに参加するには提出が必須のもの。認定プログラムはなかなか大変ではありますが、頑張って挑戦してみようと思い、まずは植物観察レポートに取り組んでおりました。

今回、私が選んだ植物はバジル。そう、あのイタリア料理に良く使われるハーブです。

既にFESのエッセンスにも使われているバジルですが、私はこのエッセンスでとても印象深い経験をしていることもあり、観察対象に選んでみました。

植物観察ではその植物が生息している状態やジェスチャー、色といったものからその植物にまつわる神話や伝説、味や香り、医学的特性などを調べていきます。そういった全てのものがその植物から作られたエッセンスの性質となっていきます。その植物が地面に根を張り、茎を伸ばし、葉を茂らせ、そしてある時点で変容を遂げたものが花となります。その花から作られるフラワーエッセンスは正に植物の全てが含まれていると言えるのです。

そういった視点から改めてバジルを調べてみると、とても面白いことが分かりました。

バジルの近種であるホーリー・バジルは、インドにおいて聖なるハーブと呼ばれクリシュナ神、ヴィシュヌ神に捧げられました。また、愛に関するたくさんの言い伝えがある一方で、花言葉は「憎しみ」であり、古代ギリシア人におていはののしりながら種を蒔くと良く育つと信じられていました。香りは甘さと共にぴりっとした辛さもあります。そういったバジルの持つ相反する性質が、フラワーエッセンスにおいても表されているように思いました。

バジルのエッセンスは非常にデリケートな問題でもあるセクシュアリティに対するエッセンスですが、その一方で白く可憐な花が穂状に外に向けて咲く姿は、清らかで、素直に、自身のセクシュアリティを表現していくことを表しているように感じられました。

「花を知ることは自分を知っていくこと」

セミナー初日の朝、リチャードが言った言葉に、思わず私は泣いてしまいました。それは私がカリフォルニアのその地まで足を運んだ、正にその答えが凝縮された言葉だったからなのです。

そして今、日本の地にて植物と向き合うことで、ひとつ自分の姿を見た気がしているのでした。
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by sweetflowers | 2007-07-31 00:19 | インテンシィブセミナー
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