かぼちゃの思い出

高校生の頃、お友達から「パイのお店ができたんだよ」と教えてもらったお店。バスターミナルを目の前にしたデパートの片隅に、4人も座ればいっぱいになってしまう小さなカウンターだけのお店がそのお店でした。

アメリカン・パイとやらを出してくれるお店で、レモンパイやチェリーパイ、バナナパイといった女子高生にとっては嬉しいお菓子を頂けるお店でもあり、学校の帰りによく寄って帰ったものでした。

そこで初めて目にしたのが「パンプキンパイ」。おかずでお馴染みの「かぼちゃ」がいきなりそんなおしゃれなカタカナ文字で目の前に現れるなんて。久し振りに会ってすっかり見違えた知人にあったかのようで、なんだか妙な期待感を高めつつ、でも「あのかぼちゃよね?」と思うとなかなか手を出せないでいたのでした。

さて、ある日。勇気を出して人生で初のパンプキンパイを頼んでみました。フォークを入れるとしっとりしたかぼちゃの生地とさっくりとしたパイの感触。なんだかおいしそう・・・・。そして一口口に含んだ時、「??????」

まだまだ子供の私には、しっかりと効いたシナモンがとてつもなく異様な味に感じたのでした。

隣でやはりパンプキンパイにチャレンジした友人が一言。

「陰気な味がする・・・・。」

かくして私たちの初パンプキンパイは、その味のイメージ通り、なんだか盛り上がらない結末を迎えたのでした。

今ではシナモンの味にも慣れ、もし今食べたらおいしく食べられるかも?と思いつつ、残念ながらそのお店はしばらくして無くなってしまいました。

でも、かぼちゃを見ると思い出すこの出来事。

なんだかちょっとSweetなのです。
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by sweetflowers | 2007-10-07 22:18 | 日々のあれこれ | Trackback | Comments(0)
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