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からりんとん

物音がやけに気になって、なかなか寝付けない、寝たと思えば眠りが浅く、ちょっとの物音で目が醒めてしまう。昨年、そんな状態でしばらく過ごす羽目になってしまった。

「気になる!」と思ったものは、これまた呆れる位に「気になる」ようにできているもので、気にならないレベルのことを拾い上げて、「気になる」レベルにまで引き上げてしまう。その執念深さと巧みさと言ったら!自分のことではありますけどね。

毎晩寝るのが2時、3時となってしまっては朝は当然起きるのが辛く、そうは言っても、日常をこなしていく必要はある訳で、これではどうしようもない、どうにかせねば、と考えていたところで発想の転換に到った。

ふと思ったのだ。どうせ眠れないのなら、眠れる時間がくるまでいらいらするのは止めよう。時間がくればある程度静かになって眠れるのだし。それに時間が短いのならいっそその質を高める方向に持っていくのはどうだろう?と。

そう思うとゲンキンなもので、俄然その準備が楽しくなってきて、丁度いいからあの本を読もう、と読み始めてみたり、また眠りの質を高められるようにと、フラワーエッセンスを組み合わせて飲んでみたり。キャンドルも炊いて、アロマも香らせて。そうだ、マージョラムのオイルでマッサージもしてみよう。そんなことをやり始めたその日。不思議と静かな夜で、拍子抜けするくらいにゆっくりと眠れる夜になってしまった。

そして翌日。いらいらしていた自分と張り切っていた自分、拍子抜けしたあの脱力感。そんなものと一緒に目を覚ましながら、「ああ、そういうことね」と思わず微笑んでしまった出来事。

出来事って不思議だ。くるんっと勢い良くそのからくりを見せて、元の場所にまた佇む私。
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by sweetflowers | 2007-03-20 00:19 | 日々のあれこれ | Trackback | Comments(0)

ソウルへ!


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先日、週末を利用して韓国はソウルへ出かけてきました。

ソウルへ行くのは4年半振り。その時の印象のせいか、行くまではあまりお買い物モードになっていなくて、機内持込のカバン一つを持ってふらふらとお出かけ。でも、帰りにはしっかりもうひとつ荷物が増えていたのでした。

d0018315_15374199.jpgさて、今回の旅ではちょっと頑張ってウェスティン・チョースンへ宿泊。ベッドの寝心地の良さに真剣に帰りたくないと思ってしまったほど。眠る環境ってホント大切だな、とこんなところで再認識をしたりしました。眠りの環境を充実させるって、もしかしたら一番の贅沢かもしれません。そんなホテルに大喜びして、1日目はあっさり終了。

2日目は前回も訪れた仁寺洞(インサドン)へ。ここでは伝統技術をいかした小物類を扱うお店がたくさんあって、これが本当に洗練されていて素敵なのです。以前来たときと比べても、格段の洗練されっぷり!自宅用にランチョンマットやヘアアクセサリーなどを買い込んでしまいました。ここでお勧めなのがグンという水餃子のお店。あっさりと食べられるので、辛いものが苦手な方にもお勧めです。柚子茶など韓国伝統のお茶を楽しめるお茶屋さんで小休止をしながら、あっちこっちのお店を覗いて、時に屋台で買った食べ物を頬張りながらのそぞろ歩き。でも、海外だとそんなことも結構楽しい。
夜は韓国でのエンターテイメントショーと言えば、の「ナンタ」を観に出かけました。素晴らしいなぁ、と思ったのはそのエンターテイメント性。時折英語や日本語を織り交ぜながら、その会場にいる全てのお客様を楽しませようとするパワーに、私もすっかり楽しませてもらいました。観客も一緒に声を出したり、拍手をしたり、そんなシンプルな体を使ってショーに参加した後は、本当に身も心もすっきりと軽くなりました。心へのデトックス効果は、とっても高いかもしれませんね。

d0018315_15383480.jpgそして3日目の最終日。ホテルから近い明洞(ミョンドン)へ。韓国ではウェルビーイング(健康志向)が流行との事で、その流れに乗った商品も多く、取り分けコスメにはその流れがはっきり。日本にもあるザ・フェイスショップや野菜や果物を使ったスキンフードなど、安くて肌に優しい商品がたくさん。特にシートパックはどこのお店でもいろんな種類を取り扱っていて、1枚100円ちょっとからあるので、自分用やお土産用にと買い込んで、そしてそして荷物が一個増える羽目にとなったのでした。(ああ・・・)

そんなこんなで色んなものをすっきりとさせて日本に帰ってきた翌々日には、再び出張で名古屋へ。なんだか私の旅行カバンは、なかなか休む暇がないみたい。
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by sweetflowers | 2007-03-18 15:47 | My Trip | Trackback | Comments(0)

地下鉄で咲いたチューリップ

その日は外出先で突然の雨に降られて、買ったばかりの、そしてとってもお気に入りの折りたたみ傘を初めて使った日だった。

会社に戻る地下鉄の中で、隣に座っていた老婦人から「とってもきれいな傘ね」と不意に話し掛けられた。「ありがとうございます」と答えると、その傘から思い出されたらしい、彼女の女学生時代の話を優しい声で話し始めた。

音楽学校に通っていた女学生だったこと。その頃、時代は戦争の真っ只中で、きれいな色のお洋服を着たくてもそれは適わず、憧憬をもって過ごしたこと。そしてそんな話の間にも、何度も何度もクリーム色の地にたくさんのチューリップが咲いた私の傘のことを誉めてくれた。

地下鉄2駅分という、本当に数分の間。なんだかとっても幸せだった。そして随分経った今でも、その傘を見るとその時のことを思い出し、幸せな気分になれる。

言葉の魔法は、とっても長持ちなのだ。
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by sweetflowers | 2007-03-08 17:28 | 日々のあれこれ | Trackback | Comments(0)