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氷の女王と呼ばれる花

アナ雪、アナ雪の昨年でしたが、そのアナ雪のもととなったのがアンデルセンの童話「雪の女王」。

悪魔の作った鏡の欠片が眼と心臓に刺さったことで、性格が一変してしまった少年カイ。カイはある日、雪の女王に連れ去られてしまいます。そのカイと仲良しだった少女ゲルダは、太陽や花、動物の声に耳を傾けながらカイを探し出す旅を続けます。そしてようやく見つけ出したカイを前に、ゲルダは喜びの涙を流します。その涙はカイの心に突き刺さった鏡の欠片を溶かし、カイは本来の優しさを取り戻し、二人手を取り合って故郷へと帰っていく、というのがそのストーリー。

さて、雪の女王ならぬ「氷の女王」と呼ばれる花があります。

小さいけれども、気品ある美しい花を咲かせるフォーンリリーがそれです。

氷の女王と呼ばれる花_d0018315_21283156.jpg


フォーンリリーを必要とする方は繊細で優しく、瞑想やひとりで過ごすことを好みますが、人間関係をたくましく営んでいくことは苦手なタイプです。高い精神性を持つが故にこの世界の不完全さが許せず、現実とうまくやっていくことが難しくなってしまうこともあります。

以前男性でこのフォーンリリーを使って頂いた方がいらっしゃいましたが、やはり繊細な方で、仕事環境におけるストレスを抱え引きこもりがちな状況でもありました。

人と感情的にがっつり向き合うことが苦痛で、そうした状況に直面するとふっと身を引いてしまうところがありました。それ故、「心を開いて深くやりとりをしたい」と思うタイプの人からは「心を開かない。冷たい。」と思われてしまい、そうは言っても本人は「ぶつかりあう関係」がとにかく苦手で、その「濃い人間関係」が求められる環境が苦痛でたまらない、そんな状況でもありました。

フォーンリリーのタイプの方は繊細ではありますが、本来自我はしっかりと持っています。ですからバランスが整ってくると、世間の荒波の中でも自分を保ちつつ自身が持っている高い精神性や能力をしっかりと社会に還元していくことができるようになります。

精神性の高さは、人間関係においては時に「冷たさ」となってあらわれる時があるんですね。

「いや、それはそうなんだけどさ・・・」と思わず言いたくなる状況です(^_^;)

フォーンリリーは白い花の中心に、それとは対照的なまでに鮮やかな黄色が配されています。また花は下を向いて咲き、花弁自体は反り返っています。非常に優雅で、まるで舞い降りるかのようですね。

そのジェスチャーからは、天から与えられた高い精神性を地上に降ろしていくことで実りを得られることが伺えます。

そしてそのことを実現するには白い色が表わす高潔さや完璧さだけではなく、黄色のような暖かさをその中心に携えてこそ成し遂げられるものだということも花の姿が伝えてくれているようです。

人の心を変えるのは、正しさや完璧さだけではなく、暖かさが必要なんですね。

ゲルダの涙が、カイの心に突き刺さった鏡の欠片を溶かしたように。

喜びの涙という暖かさが、凍った心を溶かしたように。

そして氷が解けた後には、水があふれ出します。

それは豊かなまでの感情、でもあるんですね。





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by sweetflowers | 2015-02-21 22:26 | フラワーエッセンス
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