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感情は彩り

「自分感情を受け入れたい。認めたい。」そんな思いを持つ人は少なくなくて、そうした悩みを解決するためにセッションを受けられる方もいらっしゃいます。

こうした感情を認めたいという願いは、多くは悲しみや怒りといったネガティブと言われる感情を認めたい、と言う気持ちがきっかけになることが多いようです。

ネガティブな感情は痛みを伴いますので、最初はその痛みを感じないようにするために押さえ込んだりしてやり過ごしますが、それが続いていくと感情が麻痺して、喜びや好きといったほかの感情を感じることも難しくなったりします。

また、感情を押さえ込むのにたくさんのエネルギーを使ってしまって、理由が分からないだるさを感じる人もいますし、押さえ込んだ感情がちょっとしたことで爆発して、場違いなまでに怒ったり泣き出したりと言うようコントロールが効かない状態になることもあります。

感情との関係性をテーマにされる方の場合、こうした感情が平板な感じのケースと、それとは反対に過剰なケースと両方ありますし、一見感情が豊かなようでも例えば楽しいとか自分にとってポジティブな感情は容易に感じられるけど怒りなどネガティブなものは押さえ込みやすいといった感情が偏っている場合にも、この感情のテーマの中に含まれてきます。

どの場合も目指すところは、「様々な感情を適切に感じ、表現していく」と言うところになります。

感情表現が平板だったり、偏りがある場合、その人なりに感情を表現するボキャブラリを増やしていくことがとても助けになります。

すべてを「ムカつく~」で済ますのではなく、怒る、苛立つ、もどかしい、がっかりしている、などその時の自分の感じていることを最も表現している言葉はなんなのか、そんなことを意識していくことで感情が豊かになっていくのです。

感情は彩りでもあります。その感情を様々な言葉で表現していくことが、毎日を彩り豊かにしていくコツでもあるのです。


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by sweetflowers | 2015-05-27 18:40 | 美しく豊かな人生を生きるヒント
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