ひっくり返されたオセロ

東京国際マラソンでの高橋直子選手のコメントに、今日の午後は大きく心を揺さぶられてしまった。2年前の同じ大会で失速し首位を逃して以降、彼女が表舞台で活躍する姿を久しく目にすすることはなかったし、数日前に「肉離れ」を報道されてもいたから、一体どんな走りをするのだろう?と気になっていたのだ。私はマラソンの細かいことは分からないけれど、でもなんとなく、自信いうか確信というか信頼というか。そんなものがなければ走らないだろうな、という感じはしていたのだ。なんの根拠もないのだけれど・・・。

「東京を苦手なままにしておきたくなかった」から、復活の舞台を2年前と同じ大会にしたのだという。本当になんていう強さだろうと思った。「黒いオセロを全て白に」は名言だと思う。

ところで全く持って個人的な話なのだけれど、何故か私は大阪での仕事に縁が無い。というか、失敗したり、相手にされなかったりと言った感じで、「ああ、もう大阪での仕事は嫌だ」と泣きたい気分で帰りの新幹線に乗ることが多いのだ。勿論大阪の人が悪い訳ではない。なのだけれど、どうにも調子が合わないようで、自分のペースを出せないまますごすごと引き上げてくることになるのだ。そんな訳で、私にとって「大阪での仕事」は「上手くいかない」とトラウマになっていたりする。

そして今日の高橋選手のレースを見たら、「ああ、勝手にトラウマ作ってる場合じゃないな」と思ったのだ。「トラウマ」にしてしまったら私はこれからもずっと「大阪はトラウマ」に縛れてしまうのだ。それは勿体無いな、やっぱり。

そんなことを考えていたら「ブラックアイドスーザン」のエッセンスが頭に浮かんだ。暗闇に光を当てるのはとても勇気がいる。できれば蓋をしておきたいし、何が出てくるかと思うと本当に怖い。

でも、その暗さの分だけ、当てられた光は強く輝くのだろうな、きっと。
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by sweetflowers | 2005-11-20 23:01 | フラワーエッセンス
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