2006年 08月 08日 ( 1 )

温度の記憶

d0018315_22263334.jpg大連から戻ってきて2日後。今度は長野県にある諏訪湖周辺へと友人と二人出かけた。諏訪大社や岡本太郎が絶賛したと言う万治の石仏などを見た後、温泉に立ち寄ったり諏訪湖周辺を歩いたり、と暑い日ではあったけれどリフレッシュできた1日だった。

ところで、万治の石仏の側に、川が流れている。ちょっとした公園になっていて、地元の人々がバーベキューをしたり、子供達が川で水遊びをしていたり。暑さと川の水の清々しさに、川辺に降りられる所を探し、足を浸してみると思いのほか冷たい。少し足を入れているだけでひんやりとしてくるその水の中で、歓声を上げて遊ぶ子供達。「よく泳げるねー」と感心したりして。
ふと、数日前に乗ったタクシーで、運転手の方が呟いた言葉を思い出した。

 「昔はねぇ、日陰に入るとひんやりしたんだけど、近頃はそれもないねぇ」

d0018315_22265673.jpgそう言えば、子供の頃はそうだったな、と思い出す。学校からの帰り道。太陽の暑さから木陰に逃げ込んだ時に感じる、ひんやりとした空気。ほっとして、また歩き出す。あの独特の冷えた感じが、今はもうないな、と思う。少なくとも、普段私が生活している範囲では。

ちょっとどきりとするような水の冷たさ。それを体のどこかで記憶として刻むであろう子供達。ここでもまた、夏の温度の記憶が増えていく。
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by sweetflowers | 2006-08-08 22:27 | My Trip