青の時代

帰り道でふと目に入った東京タワー。今日は上半分を青いライトで照らされて、下は赤、上は青、と丁度真ん中で2色に分けられていた。そんな珍しい彩りの東京タワーを見ながら、今朝考えていたことを改めて思い返した。

色彩自由自在と言う本の中で「青は抑制的な表現の色」であると同時に「自立のシンボル」でもあると表現されていたけれど、子供時代の私が自分のベースになる色として感じていたのは「青色」だった。 今思うと、好んで青を身につけていた頃は、心理的にも家族と一定の距離を保っていたように思える。それは「長女」という役割を受け入れると同時に、「これ以上は受け入れたくない」という自分なりの境界線を保とうとしていたのだということに、今になって気が付いた。

自由に自分のペースで生きていきたいと願ったあの気持ちが、水色でもなくロイヤルブルーでもなく、紺色でもなく、正に「青」というあの色に表れていたのだろうなぁ、と懐かしく思ったりしたのだった。

さて、東京タワーの話。下が赤、上が青、という色合いが面白いなぁ、と思った。みなぎる赤のエネルギーはそのままではやっかいだったりする。でもそのエネルギーを青のもつ抑制で上手に表に発散させる。そのことで赤のエネルギーは自分の味方になる。反対に抑制の青だけでは何も表現できない。みなぎる赤のエネルギーがあって初めて抑制だけではなく、生き生きと自立した表現が可能になるのだろうと思う。

その2色が合わさって出来上がるのが、人間が視覚で捉えられる一番短い波長を持つ「紫」であるのは、偶然なんだろうか?

そんなことを思ったりした。
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# by sweetflowers | 2005-12-01 23:48 | 日々のあれこれ

後悔の理由

何かトラブルが起こった時に、
一番後悔する理由はこれ↓

        分かっているのにやらなかった

友人が「やれることがあったのにやらなかった時が一番悔しい」とか言っていたけれど、本当にそれはそうだと思う。失敗したからってそれが悔しいのじゃなくて、やれることやらないで失敗してしまったことが悔しい。手を抜いてしまったことに後悔する。

にもかかわらず、根っからのお気楽者の私は、いつもあっさりと「ま、いっか」をやって後で後悔したりする。暴れたくなるくらい悔しい思いをしたりする。

いい加減学習した方が、と思ってチェスナットバットのエッセンスでも飲もう、と思いつつ、それもまたすっかり忘れてしまうのが私のしようもないところ。

そしてまた、友人に言われたりする。

 「郁ちゃん、やらないと悔しい思いするよ」
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# by sweetflowers | 2005-12-01 00:15 | 日々のあれこれ

色の秘密

「色の秘密」という本がなかなかに面白い。この本の中で「トマト」に関するある実験が記載されている。

まだ熟していない緑の三つのトマトに、それぞれ白、赤、黒の布をかけて日の当たるところにおいておいたところどうなったのか?白い布地のトマトは実験に使わなかった他のトマトと同様に完熟し、赤いトマトは発酵するほどに熟し、そして黒いトマトは全く熟さず青いまま萎んでいたのだそうだ。

これはどういうことかと言うと、白は全ての色波長をトマトに伝導しトマトを熟させ、黒は全ての色波長の大部分を吸収してトマトに伝導しない。そして赤は布地がフィルターとなって赤い波長を透過してトマトに伝導するので刺激が強すぎてトマトを発酵させてしまったのだそう。

本の中では「明るい色のほうが暗い色よりずっと生気を与えてくれる」と書いてあったけれど、私もこれを実感したことがあった。黒いセーターを着て半日過ごし、ふと鏡を見たときの自分の顔ったら!

確かに仕事の疲れもあったけれど、でもそれ以来、疲れている時や体調が悪い時は黒い色を特にトップスに着ることは避けている。気のせいかもしれないけれど、少しでも快適に日々を過ごせるように、私が心がけている「コツ」なのだった。
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# by sweetflowers | 2005-11-27 17:12 | 日々のあれこれ

日本茶の時間

本日は日本茶の茶話会に参加して参りました。といっても堅苦しいものでもなく、自分達で番茶を炒ってほうじ茶にしてみたり、ほうじ茶のミルクティーを楽しんでみたりと、普段あまりにもそっけなく扱っている日本茶と改めて丁寧に接する時間を持てたのが収穫でした。インストラクターお二人の日本茶事情も面白かったのですが、中でも印象に残ったのがその製造過程でした。今では殆ど機械製造されるお茶ですが、その過程過程でのチェックは必ず人の手で行われ、その判断はやはり長年の経験によるのだそうです。そして何時間もかけて乾燥させて出来あがるお茶の量は本当に少なく、その過程を知っているだけに粗末には扱えないとの事でした。

お茶だけではなく、今自分の手元にあるものの殆どが自分が思いもしない製造過程を経てきているのでしょうね。でも、そんなことには考えも及ばず随分乱雑に扱っているなぁ、と反省してしまいました。

なかなか心に余裕が持てない日々ではありますが、ふと手にしたものの過程に思いを馳せてみる。そんな時間を少しでも持ちたいと感じた1日でした。
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# by sweetflowers | 2005-11-26 20:25 | 日々のあれこれ

ひっくり返されたオセロ

東京国際マラソンでの高橋直子選手のコメントに、今日の午後は大きく心を揺さぶられてしまった。2年前の同じ大会で失速し首位を逃して以降、彼女が表舞台で活躍する姿を久しく目にすすることはなかったし、数日前に「肉離れ」を報道されてもいたから、一体どんな走りをするのだろう?と気になっていたのだ。私はマラソンの細かいことは分からないけれど、でもなんとなく、自信いうか確信というか信頼というか。そんなものがなければ走らないだろうな、という感じはしていたのだ。なんの根拠もないのだけれど・・・。

「東京を苦手なままにしておきたくなかった」から、復活の舞台を2年前と同じ大会にしたのだという。本当になんていう強さだろうと思った。「黒いオセロを全て白に」は名言だと思う。

ところで全く持って個人的な話なのだけれど、何故か私は大阪での仕事に縁が無い。というか、失敗したり、相手にされなかったりと言った感じで、「ああ、もう大阪での仕事は嫌だ」と泣きたい気分で帰りの新幹線に乗ることが多いのだ。勿論大阪の人が悪い訳ではない。なのだけれど、どうにも調子が合わないようで、自分のペースを出せないまますごすごと引き上げてくることになるのだ。そんな訳で、私にとって「大阪での仕事」は「上手くいかない」とトラウマになっていたりする。

そして今日の高橋選手のレースを見たら、「ああ、勝手にトラウマ作ってる場合じゃないな」と思ったのだ。「トラウマ」にしてしまったら私はこれからもずっと「大阪はトラウマ」に縛れてしまうのだ。それは勿体無いな、やっぱり。

そんなことを考えていたら「ブラックアイドスーザン」のエッセンスが頭に浮かんだ。暗闇に光を当てるのはとても勇気がいる。できれば蓋をしておきたいし、何が出てくるかと思うと本当に怖い。

でも、その暗さの分だけ、当てられた光は強く輝くのだろうな、きっと。
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# by sweetflowers | 2005-11-20 23:01 | フラワーエッセンス